キューバリバー

ライブハウスに行くと、大抵シャンディガフかラムコークを頼む。
炭酸のキツイ飲み物があまり得意ではないので、お酒と溶け合って軽く炭酸が抜けたくらいが丁度良かったりする。
あ、ビールは別ね。炭酸が抜けたビールなんぞ非ビール!飲む価値なし。


久しぶりにより子を観に行った晩、ラムコークを頼もうとしたら、「キューバリバー」の文字が。
場所によっては同じ飲み物でも違う名前があって不思議。
キューバリバーとラムコークは同じお酒のはず。
キューバリバーって、キューバという国を流れる川がイメージなんだろうか。
リバーは英語だから、違うような気もする。
あの黒さからはとても川のイメージはないけれど。


キューバという社会主義の国を熱く生きた先人の血が流れて、そんな色になったんだろうか。
歴史に弱い・地名に弱いので詳しい話はわからないけど。
暗くて重い歴史を持ってる国の一つってことはわかる。


わからない事は、googleはてなウィキペディアが瞬時に教えてくれるご時世。
たまには語感だけで物事を想像する時間を楽しんでもいいんじゃないか。


まだまだ、知らない事がある。
知るべきこと、知るべきでないこと、日々がその取捨の決断。
朝に目のシャッターを開けて、夜には心に映写する。
投影された事象が、脳に定着するかどうかは、己のコアが決めるのだ。


そういう事を考えながら飲むキューバリバーはあんまり美味しくない。
音を楽しむ時は余計な事は考えないでおこう。