あしたはうんと遠くにいこうか

諸事情にて転職試験を受けるために実家に来ています。

やる気ゼロだし勉強全くしてないし倍率もそれなりにあるのでまず受からないだろうと思いつつ、昨日は将来職場になるかもしれない病院を見学してきまして。

正直、今の職場よりキレイで設備も良さそうでグラついてしまった感は否めない。
うちは80周年迎えるほどだし、仕方ないけど…

久しぶりに会う友人達はそれぞれの毎日を逞しく生きていて、元気をもらうと同時にどうしようもない劣等感を思い知らさされて。

カルチャーの洪水や時代の先をいくたくさんの飽和環境に慣れきってしまった私には、地元はあまりにもシンプルで退屈すぎる。

近所を歩いて見かけるこんな幟や自動販売機にも嫌悪を抱いてしまう。

どうなるのかな、これからの私。

これ程に先が全く読めないのは初めてで、いっそなるようになるさと運命の闇に身を委ねるしか術がないみたい。

長時間移動のために古本屋で買った角田光代の「あしたはうんと遠くにいこう」が環境設定は違えど、迷走する自分みたいで、結末までたどり着く事がどうしても出来なかった。(帰りの新幹線で読了したけれど)

試験結果がどうであれ、気持ちはここには向かってないのは確かなのだ。

あしたはうんと遠くへいこう (角川文庫)

あしたはうんと遠くへいこう (角川文庫)