もう若くないと思ってしまった瞬間

今週は22時近くまで残業が多くて、さすがに週末しんどいので外でご飯でも食べましょかと家で休日を満喫中の旦那はんを仕事帰りに駅前に呼び出し、「何かぷりっとしたものが食べたい」という突発的欲求により焼き鳥屋さんを探しに雪の残る街を彷徨った、というのが昨晩のお話。


お目当てのお店がいっぱいで、姉妹店なら・・・と言われるもそこまで行くのが面倒でパス、近くにあった沖縄料理店も気になっていたので入ってみるもやはり満席。土曜日の夜って結構みんな飲んでるものなのね・・・


駅前のどぶ板近くの飲み屋街もおっさんわんさか。
この駅の焼き鳥といえば!のお店も立ち飲みなのにおっさんおっさん。寒いのに、仕事帰りでへろへろで立ち飲みやだーってな訳で同じ所をぐーるぐる。お腹の中もぐーるぐる(ハラヘリ)


結局繁華街の方に向かうもピンとくるお店がなく、最初のお目当てのお店の姉妹店を通りがかり、ダメ元で入ってみるとこれが行けるんですね、最初からこっちにすれば良かったと30分近くの焼き鳥ジプシーを恨んでみる訳ですよ、えぇ。予約って大事よね・・


で、そこのお店。
美味しいんですよ、どれ頼んでも。
でもね、なんか客層が若いんですよ。


隣のテーブルは結婚を控えたかぽーとそのお友達かぽーの飲み会、異様に声がでかい。我々より一回り近く若いかもしれないくらいの若者かぽー。
席の間が近くて、声でかかぽーで会話が出来ず。


後から来たもう隣のかぽー。酒のオーダーと同時に二人でたばこ。
ギャルっぽい若者なのでやはりこちらも一回りくらい若いかな。


声が通らない、たばこ嫌い、となるとまさに前門の虎後門の狼。逃げられない。雰囲気も味は悪くないのに。

入った途端に「混んできたら2時間までね」って言われたのもあって長居は無用なお店だな、と早々に退店。


どさん子ラーメン系の懐かしい雰囲気漂うお店で仕切り直し。ここが美味しくてなんだかほっとする我々。


で、思ったのが、だんだん年を取ってくるとその世代に合ったお店にシフトしていくんだな、ということ。

おっさんたちが馴染みの赤提灯系、もしくは個人のひっそりしたお店の常連になるのは、そういう事なんだなぁと。


お店選ぶのもしんどいし、「いつものアレ」で通じるならそりゃ楽だものねぇ。若者独特のがやがや感もないだろうし。


そりゃー30代も半ばになってくりゃ、もうおっさんおばはんの仲間入りを認めざるを得ないってことよね。覚悟を決めるか。