家族についてあれこれ

結婚しても相変わらず単身で実家に帰っています。明日には戻るけれど。

今回の帰省は、姉も単身だったので本当の意味での家族水入らずといいますか。

いつもはあちこち遠出してぐったりな正月が多いので、今回は近場のみ、寝正月で体力回復。

”みうらんちはべホイムをとなえた!HPがぜんかいした!”的なあれです。

いやぁスマホ版のドラクエ1、楽しいです。もうすぐ竜王と世界をっシェアしちゃうんだ。


おっと脱線。

で、父が今年数え年でなんと70歳になることが判明。
母は昨日で64歳。
姉はもうすぐ40歳。
そして私はなんと今年前厄だった!ガーン!

***

ごまかすわけではなのだけれど、正直30歳を過ぎてから、
自分の年齢もそうだし、身内の年齢も正しく把握出来ないままだったので、ちょっと軽く眩暈がした。

父親が70歳ということは、古稀のお祝いをしなくてはならない。
古稀ということは、昔では還暦でも結構なお年寄り扱いだったのに
さらに珍しい古さってことで、本当の老人になったってことなのだ。うわー!シンジラレナイ!


老いの話は避けたいけれど避けられない現実。
久しぶりにいろいろ話をすると、知り合いの人、町内会の人、幼馴染のお母さんの訃報をちらほら。うーん、身内もそろそろありえない年齢じゃないってことだよねぇ・・・と思っていたら
先ほど家族で向かった温泉で母親がぽつり。

父親が少し前からぼけはじめたかもしれないこと。
全く母親の言うことを聞かないこと。
就活、ならぬ終活のことを考えなくてはいけないこと。
いざというときのために支度をしてほしいのに、父が聞く耳をもたないこと。


まぁ、まだそんなこと考えたくないっていう父親の気持ちもわかるんだけどね・・・。
もう結構な世代になってしまった以上、支度をしなくてはいけないんだけど、自分で認めたくないんだろうなぁ。むむ。


うちは姉と私の二人姉妹な上に、どちらにも子供がいないから、このままいくとうちの血筋は絶えるのはうすうすあきらめているようなんだけど、問題はお墓。

本家筋ではないし、もともとここにずっと住んでいるわけでもないので、きっと無縁墓になってしまうというのが母親の懸念。

仮に、万が一(は言い過ぎかもしれないが)姉か私に子供が出来たとしても、嫁に行ってしまった子供だから、結局はうちの直系の子孫っていうのはもう無理なんだよねぇ。


私もビミョーな年齢になりまして、そんな親の話を聞くと何とも申し訳ない気持ちというか、自分で決めたことではあるけど、
今の自分の選択の連続が本当にこれでよかったのかどうか、っていうのを改めて考えさせられてしまうわけで。

どれを選んでも正解なんてないし、後悔もしちゃうんだろうけどさ。

親が老いるのを見るにつれ、後回しにしてきた問題が浮き彫りにされていくのが何とも苦しい。

せめて、健康で長生きしてくれたら、これからも精一杯親孝行が出来るんだけど・・・。