炎上とエゴサーチ

ここんとこ、文字吐き出し欲はほぼほぼツイッターでまかなっている日々で満足しているわたしですこんばんみ

去年秋くらいだったかな、前から敬愛しているピアニストが、昔大好きだったバンドのフロントマンと一緒にお仕事をされていて、
その仕事っぷりを観にいったことがありましてね。

で、ちょっと正直なところ期待はずれだったわけです。
こんなにいいミュージシャン揃えてるのにそこまでぐっと来る作品を持ってこれなかったのは残念だなと。

で、その舞台の再演があったとき、そのピアニストと仲のいい私のお友達がオフレコでやっつけ仕事っぽいコメントを残していたのもあり
「再演するのか、ギャラがよかったのかしらね」的なツイートをしたら、まさかのフロントマンにツイッターで絡まれまして・・・

アーティストのエゴサーチの怖さを知ったわけです。怖い世界ですよ、ええ。

ただ絡まれるだけならいいんですが、そのフロントマンの暑苦しいファンにも絡まれたり、散々な目にあったので、

「誰が見てるかわからないし、ツイッター上であんまりそういうことは言わないようにしよう」

と一瞬思ったりもしたのですが、一瞬でその考えは消えました。


性根が、「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ、ぽいずん」を地で行っているようなものですから、

言論制圧的なプレッシャー、無理なんですよ。


で、懲りずにライブ行った後の感想を割と正直にツイートしてたら、つい先日もご本尊につかまり
恐れ多くもダイレクトメッセージがきたわけですよ。もうね、怖い。
送るためだけに一瞬私をフォローして、問題のツイートを削除してくれと本人からきたわけですよ。

一昔前だったら、好きなアーティストに自分の気持ちを伝えるツールなんて、ファンレターくらいしかなかったのに。
今や、むしろアーティストが自分への賞賛を求めてエゴサーチしてくる。

その中で、自分への否定的な意見が出てくるとアーティストからファンに矛先が向くなんて。


本当に怖い世界になったのだなぁとしみじみ思っております。


でも、ずけずけ正直にいいものはいい、悪いものは悪い、好きなものを好きといって嫌いなものを嫌いといえないなんておかしい。
このスタンスを続けていたら、それを見ていたお友達が心配してくるようになり、あぁツイッターには自分の考えはもうあんまり
書くべきじゃないのかもと思って古巣のはてなダイアリーに戻ってきた次第です。ここなら誰も知り合いは見てないし、いや、
きっと誰も個人ブログなんて見てないと思うし。言いたい放題書いてやるっ!


というわけでアーティストのエゴサーチには気をつけつつ、いい意見だけを求めるアーティストなんて伸びないよ!とも言ってやりたいわたくしなのでした。


もうひとつ書きたいことがあったけど、ブログ書くの久しぶりだからまた今度にしよっと。